フランスでも問題の建設工事

フランスでも新しく建設したインフラがあまり利用されないで問題になっているようだ。アベロン県ミヨーでは新しく建設された迂回用陸橋があまり利用されないで、相変わらずしないにトラックが通っていることに住民は怒りを訴えています。

毎日約1000台のトラックがこの街を通過しています。騒音、排気ガスなど大型トラックの通過で環境が悪くなっているのです。この陸橋で緩和されると思われていましたが、トラックはこの陸橋を利用しないで相変わらずこの街を通過しています。

問題はこの陸橋の通過料金が高すぎることにあると言います。大型トラックの通行料金が24ユーロですが、この陸橋を利用することにより燃料の節約される分が10〜12ユーロです。差額を会社が負担することは出来ないと運送会社は主張します。

一方この陸橋を管理する会社は、建設費も負担しており回収ためには、値下げすることは出来ないと双方譲りません。そのため渋滞を覚悟でミヨー市は時速30Kmの速度制限をおこなって、トラックが市内を通らないようにとしています。しかし本来の目的は渋滞の緩和にありました。